鍵を紛失しない予防策

入居者の安否確認で管理会社が鍵を開ける時

投稿日:2020年5月23日 更新日:

入居者の安否確認で管理会社が鍵を開ける時

入居者の家族が、安否を確かめてほしいと管理会社に依頼するケースがあります。

 

入居者と全く連絡がとれなくなってしまうと、遠く離れたところに住む家族は心配になってしまうでしょう。

 

特に昨今では孤独死のケースも増えているため、何か緊急事態が起こって連絡に出られないのかもしれません。

 

管理会社は入居者が持つ鍵の合鍵を持っています。

が、その合鍵で入居者の家の鍵を開けるのはおすすめできません。

 

管理会社が安否確認のためでも合鍵で開けてはいけないワケ

 

入居者が家で倒れている場合などはいいですが、普通に元気に暮らしている可能性も考えられますよね。

 

連絡がつかなかったのは、何か別の理由があっただけかもしれません。

 

そのような事情を考慮せず、管理会社が合鍵で入居者の家を開けると、事情を知らない入居者にとってはただの不法侵入です。

 

管理会社の人ということがすぐわかればいいですが、わからなければ、入居者にとってただの不審者ですよね。

 

トラブルのもとになってしまうため、安否確認のためといっても合鍵で開けてはいけないのです。

 

ではどうすればいいのでしょうか?

 

立ち会ってもらう

 

もし可能であれば、安否確認を依頼してきたご家族に立ち会ってもらいましょう。

そうすれば、鍵を開けた時に入居者が元気だとしても、怪しまれずに済みますよね。

 

安否確認しに来たと話せば納得でしょう。

 

しかし、依頼人が遠くに住んでいる、具合が悪くてすぐ外出できないなど、のっぴきならない事情があった際は、どうすればいいでしょうか。

 

警察に立ち会ってもらう

安否確認はもともと、大家さんや管理会社が独断でするべき行為ではありません。

依頼人が立ち会えるとしても、警察を通してから安否確認をしに行った方がいいでしょう。

 

また、もしご家族が立ち会えないのであれば、警察に立ち会ってもらうよう手配すればいいでしょう。

 

警察を通してするのが正式なルートなのです。

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