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自分の部屋の鍵をなくした時は交換が必須?自分で交換する方法もあるって本当?
鍵をなくした時、自分で解決できる場合はいいですが、どうにも鍵が見つからない時や、鍵にあまり詳しくないといった場合は、自分一人だけで解決するのは困難でしょう。
また、鍵を紛失してどうしても居場所がわからず手元に戻ってくる見込みがないのであれば、新しい鍵を作成すると共に、鍵の交換が必須です。
元の鍵と同じものを作ったところで、自分が紛失した鍵を拾った第三者に悪用されてしまう可能性もありますよね…。
そのような危険を防ぐためにも、鍵の交換は必須です!
鍵の交換は鍵業者さんに依頼するべき?
鍵の交換と言えば、鍵を専門とする鍵業さんに依頼する方法がありますよね。
でも、鍵業者さんに鍵の交換を頼むとなると、高くついてしまいます…。
自分に鍵の知識や技術があって、自分で交換できればそれが一番いいはずです。
- できれば自分で何とかして鍵を交換したい!
- コストをかけずに交換したい!
というのであれば、自分で必要な工具を用意して、正しい順序や流れで作業を行う事によって、鍵を無事交換することができますよ。
自分でサクっと鍵が交換できれば、鍵業者さんにかかる費用が削減できるので、コストも減らせるでしょう。
それでは、自分で鍵の交換を行うにはどうしたらいいのでしょうか???
鍵の交換に必要な道具を揃えること
鍵の交換でまず必要になるのが、「鍵とシリンダーのセット」を準備しておくことです。
どの鍵でも交換できるわけではなく、交換する鍵のメーカーや形状によっても適切な鍵を選ばなければなりません。
今の鍵のメーカーや型を調べる
今ついている鍵のメーカーや型番がわからなければ、鍵の選びようがないですよね。
まずはドアを開けて、ドア側面のプレートを見てメーカーと型番を調べてみましょう。
刻印を確認するとわかりやすいです。
鍵を交換する時の順序
型番に合った鍵を探す
自分がメモしたメーカーや、型番にあった鍵を選びましょう。
自分の家のドアに鍵があうのかどうか探す時は、ネットの錠前販売店のサイトを利用するとわかりやすいです。
鍵の種類はとにかく豊富です。
たくさんある鍵の種類の中から一つだけ選ぶなんて難しいですよね…。
自分の希望によっても、適した鍵は変わってきます。
以下をご参考にしてみてください。
- とにかくコストを安く抑えたい!→ロータリーディスクシリンダー
- おうちの防犯性を高めたい!→ディンプルシリンダー
シリンダーの費用は3000~20000円ほどです。
ディスクシリンダーは3,000円~で買えるのに対して、ディンプルシリンダーは8,000円以上かかってしまい、高いです。
どうして同じシリンダーなのにディンプルシリダーだと高くついてしまうのかというと、防犯上の工夫がされていて凝っているからでもあります。
ディンプルキーにはギザギザの鍵山がありません。その代わり、鍵の表面に複雑なくぼみができています。
ディンプルシリンダーの中にあるピンと、そのくぼみが完全に一致すれば、鍵を回すことができる仕組みになっています。
このような仕組みがあれば、ディスクシリンダーと比べてピッキングもしにくく、解錠に時間がかかるため、犯罪防止につながります。
たとえ空き巣がピッキングしようとしても、開けにくければ途中で諦めるかもしれないですよね!
ピンの配列も多いため、1000億通り以上のパターンの鍵を作ることも可能です。
ピンの配列が複雑になればなるほど、コストはかかってきます…。
もう少し安い方がいい…というのであれば、「ロータリーディスクシリンダー」を使うのがおすすめです。
合鍵が簡単に作れてしまうのでは?という心配もありますが、普通のディスクシリンダーの弱点をうまくカバーしていて、リーズナブルな価格の割に防犯性は極めて高いです。
ネットからも購入できますが、ホームセンターへ買いに行くのもいいでしょう。
金物や工具店にも置いてあることがあります。
ただしホームセンターの場合は、ネットよりも商品が少ないため、必ずしも自分が求めている商品が置いてあるとは限りません。
ホームセンターの取引メーカーであれば、取り寄せることができるでしょう。
実際に鍵を交換する時はどうやるの?
新しく取り付ける鍵を用意したら、実際に鍵を交換する作業に入ります。
簡単そうでも、思ったより難しいです。
電子錠などに取り替える時は、必要な道具や手間が増えてしまうので注意しましょう。
ドアノブにシリンダーがついている場合は、ドアノブごと交換する必要もあります。
自分で鍵を交換する時はどのようなことに気をつければいいの?
新しい鍵を買う時は、本当に家のドアや型番、メーカーが適合しているかどうかを確認してから買うわけですが、見落としてしまう可能性もあるため、念のため何度も確認するようにしましょう。
説明文を見ずに新しい鍵を買ってしまうと、交換する時実は種類が合っていなかった…と、せっかく買った鍵が無駄になってしまうことがあります。
交換する時は、当然ですが慎重に交換していきましょう。
無理に取り外そうとする、取り付けようとするのはもちろんNGです。