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鍵トラブルや鍵の盗難に火災保険がきく?費用負担が軽くなるの?
自動車の鍵や家の鍵、自転車の鍵など、なくしては困る鍵をいくつかお持ちの人は、鍵トラブルに遭うリスクも抱えることになります。
鍵トラブルを補償してくれる保険に、「火災保険」があります。
賃貸マンションやアパートを借りる時、恐らくほぼ強制で火災保険に入るでしょうが、この火災保険に、自宅の鍵をなくした時の補償も含まれています。
これは鍵を自分でなくした場合だけに限らず、鍵の盗難にあった場合も補償がききます。
補償があるのとないのとでは、費用負担も違ってくるでしょう。
火災保険の存在は知っているものの、具体的にどのような補償内容なのかわからないという人もいるのでは?
そこで今回は、鍵の盗難や紛失など、鍵トラブルの時に必要となる火災保険の内容について、詳しくご説明していきます。
是非ご参考にしてみてください。
火災保険が補償してくれる内容とは?
火災保険は、その名称から火事が起こった時の補償なの?とイメージする人も多いでしょう。
確かにそれもそうですが、火災保険が補償しているものは「家財」と「建物」なので、家の中にある家具や鍵のトラブルも、補償内容に含まれています。
雷や水漏れなど水災トラブルによって、建物や家財に被害が出た場合や、車の衝突事故や盗難にあった場合も、補償してくれます。
【火災保険=家を守ってくれる保険】
と認識しているといいでしょう。
鍵トラブルや鍵の盗難にも対応してくれます。
火災保険は家財と建物の補償をしてくれるので、鍵に関するトラブルも、火災保険のプランで補償してもらうことができます。
補償内容には、次のようなプランが含まれています。
- 鍵の交換だけ
- 鍵の開錠だけ
要するに、全ての保険会社が、鍵開けから鍵の交換まで全部やります!と補償してくれるわけではありません。
鍵開けだけ、交換だけといったように、部分的に補償していることもあるのです。
全部の作業工程が無料になるという保険会社は、残念ながらほとんどありません。
保険会社によっては時間制限を設けているところもあり、「30分以内は無料」など、きっちりしているところがあります。
火災保険についてよくある質問
ここでは、火災保険についてよくある質問に対する回答をご紹介します。
Q:鍵の盗難にあってしまいました。防犯上、鍵を交換してもらいたいのですが、保険の範囲内で何とかなるのでしょうか。
A:盗難に遭った場合、鍵の交換に使える保険はあります。
しかしこの場合、被害届など、盗難があったことを証明する書類が必要なので準備しておきましょう。
盗難の時、鍵の交換の費用を負担してくれる保険は、次のような保険となります。
ちなみに鍵の盗難にあった時、鍵の交換費用を負担してくれる保険会社には、次のようなものがあります。
・ホームプロテクト総合保険
1回について30000円程度まで補償してくれる
・トータルアシスト住まいの保険
Q:作業時間が長くなってしまった場合も無料になるのか?
A:作業時間は、30分以内なら無料としている業者さんが多いです。
ということは、30分以上かかった場合は自己負担になるということです。
あらかじめ、作業にどのくらいの時間がかかりそうか、所要時間の目安を聞いておくといいでしょう。
Q:空き巣に入られてしまったから鍵を交換したいのですが、火災保険の補償範囲内でしてもらえるのでしょうか?
A:空き巣に入られて鍵を壊されてしまった場合、鍵穴に被害が出ている時に火災保険が適用されることが多いです。
鍵穴が変形してしまったという被害が実際にあった場合、費用負担をしてもらえることが多いでしょう。
他の業者さんに鍵を開けてもらった場合…
鍵をなくした場合や盗難にあった場合で、緊急で鍵を開けなくてはいけなくなり、自分で鍵の業者さんに依頼して開錠してもらうこともあるでしょう。
このように、他の業者さんに個人的に依頼して開錠してもらった場合は、基本的に費用負担をしてもらえません。
どうしてかというと、保険会社は特定の鍵専門店と提携している場合が多く、その鍵専門店に作業してもらわないと、費用を負担してもらえないからです。
ただし、「あいおいニッセイ同和損保」であれば、自分で依頼した業者さんであっても、事前連絡を入れていれば、10000円まで保険で負担してもらえることがあります。
鍵トラブルで最終的な手段は鍵のコンシェルジュ
鍵の紛失、盗難などトラブルにあってしまい、とにかく緊急事態で今すぐ解決したい!という場合は、鍵のコンシェルジュに相談してみるといいでしょう。
鍵のコンシェルジュは、次のような時に相談してみると頼りになります。
- そもそも保険会社に事情を説明するのが面倒…
- 保険が適用されない可能性が高い…
このような場合は、鍵のコンシェルジュが受付してくれ、電話1本で、最短15分で駆けつけてくれるでしょう。
事前に見積もりもとってくれます。見積もりの金額に納得できなければ、ご自由にキャンセルすることもできます。
とにかくお急ぎの人は、まずは気軽にお電話で相談してみてくださいね。