会社の鍵をなくした場合の対処法
会社の鍵をなくした時、とても焦ってしまいますよね。
自分の鍵をなくした時も困りますが、自分の鍵の場合は、基本的に自分が困るのであって、他人に迷惑がかかることはありません。
しかし会社の鍵となると、会社に迷惑がかかるため、責任が重くなってしまいます…。
会社には機密情報がたくさんあります。
自分のロッカーや机の鍵をなくしたならまだいいものの、金庫の鍵、会社のエントランスの鍵、マスターキーをなくしたような場合は大変です。
会社の大事な情報が漏れてしまう危険もありますし、盗難など犯罪に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
会社の鍵をなくした時まずやるべきことは?
会社の鍵が紛失していることに気付いた時、つい焦ってパニックになってしまうかもしれませんが、まずやらなければいけないことを、冷静に考えましょう。
会社の鍵をなくした時にやるべきことは、主に4つ挙げられます。
- 自分の行動を振り返り、鍵の置き場所に心当たりがないか思い出す
- 上司に速やかに報告する
- 落とし物として届いていないか聞いてみる
- 警察に紛失届を提出する
【解説】
会社の鍵をなくした!と気付いたら、自分一人で対処しようと躍起になるのではなく、まずは上司に報告します。
こっそりとスペアキーを作ってしまえばバレないだろう…と考えるのもいけません。
何か行動に出る前に、上司に報告しましょう。その時は怒られるかもしれませんが、隠していて後でバレてしまう方が危険です。
また、隠していたことがバレてしまったら、社会人として重要な「信用」も落ちてしまいましょう。
重い処分がくだされてしまうこともあります…。
最悪な事態は鍵をなくしたことではなく、その後の社会的信用が落ちてしまうことや、重い処分です。
上司に速やかに報告しておくことによって、最悪の事態は免れるでしょう。
また、自分の責任で鍵がなくなったと思っていても、実は鍵が第三者によって盗まれた可能性もあります。その場合は、鍵が紛失する前から、部外者の出入りが自由にできていたということになります。
鍵をどこかに置き忘れた、落としてしまったというのが明白な場合は、警察に届け出をしましょう。
もしかすると、警察にすでに会社の鍵が届けられている可能性もあります。
会社の鍵が落とし物として届いていないかどうか、最寄りの交番や警察署に問い合わせてみるといいでしょう。
もし届いていた場合、受け取るには身分証明書と印鑑が必要になるので、忘れないようにしましょうね。
警察にも鍵が届けられていない場合は、最寄りの交番あるいは警察署で遺失届を出すといいです。
遺失届を出しておけば、会社の鍵が見つかった時、警察から連絡をもらうことができます。
親切な人が拾って届けてくれる希望もあるため、遺失届は単なる気休めではありません。
遺失届を出す時には、会社の鍵の特徴をできるだけ細かく記入するのもポイントです。
なぜなら、警察では記入された特徴をもとに連絡をくれるからです。
可能な限り、詳細を書くようにしましょう。
上司や会社にも報告を済ませて、警察にも遺失届を出してみて、身の周りをもう一度確認してみてください。
紛失に気付いてもすぐ探れるかもしれませんが、焦って見落としている可能性も考えられます。
かばんの中や着ている衣服のポケット、車の中など思い当たる部分を徹底的に探してみましょう。
紛失に気づいてすぐ探すかもしれませんが、焦って見落としていることもあるでしょう。
かばんの中も、中にあるものを全て出して、ポケットの隅々までみてみるといいです。
かばんに入れている書類の間などに、はまさっていることもあるでしょう。
衣服の場合は、上着や普段使っていないポケットの中でも、全部確認してみるといいでしょう。
「こんなところに入れるはずはない!」という部分に、意外と入っていることがあります。
車の中も探すところがたくさんあるため、座席の下や隙間、後部座席や足元のマットの下など、落ちている可能性の高いところを一つずつチェックしていきましょう。
犯罪に遭ってしまう前に対策を~鍵業者さんに連絡すること
よく探してみてもない場合には、第三者の手に渡っている可能性も高いです。
また、今は渡っていなくても、いずれ渡ってしまうこともあるでしょう…。
会社の鍵が部外者の手に渡ってしまうというのは、絶対に避けたいところです。
盗難や不法侵入など、二次的な被害が発生してしまった場合、会社にとって損失となってしまうでしょう。
そうなる前に一度、鍵業者さんに相談してみるといいです。
鍵のコンシェルジュでは、見積もりは無料なので気軽に問い合わせてみてください。
最短15分で駆けつけてくれるため、緊急の時にとても役立ちます。
どうしても頼まなければいけなくなった場合は、一度問い合わせてみるといいでしょう。
最後に…
会社の鍵をなくしてしまった場合、それは深刻な事態に変わりありません。
紛失に気付いてしまったら、隠す必要はなく、まずは正直に上司に報告すること。
その時は怒られてしまうかもしれませんが、鍵を紛失したことが後に発覚して、追求されるよりもマシです。
上司に報告した上で、落とし物として届いていないかどうかを確認し、遺失届を出してしかるべき行動をとるようにしましょうね。