目次
認知症の人はどのように鍵を管理したら安全?
認知症になると自分で鍵をどこに置いたかも分からなくなってしまうケースもあるでしょう。鍵を締め忘れるなんてことがあれば、犯罪に巻き込まれるリスクもあります…。
認知症の方一人で対処するにも限界があります。程度がはなはだしい場合には老人ホームなど施設に入るか、ショートステイを利用するのも、認知症対策となるでしょう。
認知症の人には不安がいっぱい!防犯面でリスクが多い
鍵の管理以外にも、認知症によって日常生活におけるセキュリティ面が多々不安になります。
自分が認知症と診断された本人はもちろん周りの家族も不安になるのでは。
同居している場合は家族がフォローしてあげれば鍵の紛失は避けられるかもしれませんが、
認知症の本人が一人暮らしをしている場合は、どのように鍵を管理すればいいのでしょうか。
認知症だからといって諦めるしかないのでしょうか。
認知症にはリスクがいっぱい!まずは相談することから
もしあなたが認知症本人だとして、医師に認知症と診断されたら、これから起こるリスクについても先回りして考えなければなりません。今は程度の低い認知症でも、やがて進行してひどくなるリスクも考慮しておきましょう。
認知症は基本的に進行するものです。
だからこそ認知症レベルが低いうちから鍵やそのほかの防犯防止の対策を厳重にしておく
必要があります。
まずすることは、地域包括支援センターに相談することです。
そこには民生委員さんがいて、見守りの手段の相談にのってくれるでしょう。
具体的な措置をすぐとってくれないにしても、話すだけでも気がラクになりますし、相談しておけば見守り体制を強化してくれます。
認知症が原因で迷子になりそうなら、GPS機能による見守り機器の相談もできます。
日常的にご近所付き合いをしておく
一人暮らしの方が認知症になってしまった場合、周りに家族が住んでいなければせめて近所の方でもいいので交流をもっておきましょう。
親密な付き合いがなくても、日常的に何らかの接触を近所の人と長年していれば、
異変があれば近所の人が第一に察知して手を差し伸べてくれる可能性があります。
鍵を紛失した時も、一人暮らしの時にすぐ頼れるのはご近所さんや地域コミュニティです。